卒花嫁様レポ マリオットホテルの花嫁様より、桜のころのブーケ

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マリオットホテルの花嫁様とブーケ

 

そして桜のころ、マリオットホテルの花嫁様より
いただいたメールとお写真です。

…最初にお伝えしておくと、長いですよ?

この一会ブログの核は、というより
一会という花屋の核になるものは、
卒花嫁さまからのメールなんだ、
と、また思います。

長いけれど、最後のくだりまで読んでいただけたら。

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私が当日一番に見たのは、
ヘア用のたくさんのお花たちでした。

お花が届きましたとプランナーさんから伺った際、
お会いしたい!!という気持ちでいっぱいだったのですが、
既にガウンに着替えており叶わず…

ヘアメイクさんが
「たくさん、しかも全部すごく瑞々しい…」と
思わずぽそっと呟かれて、
そうでしょうそうでしょう、
本当に素敵なお花屋さんなんですよ!!!と
一人お花を眺めてニコニコしていました。


そのあと挙式ブーケが届き、
お車代の引継ぎや新郎挨拶の練習でバタバタしている新郎をよそに、

メイク中にもかかわらず「可愛い可愛い」
「幸せだー…」と連発していました。


お色直し用のブーケもお部屋に届き、
もう、これは絶対に幸せな一日になる!!と確信しました。
その後、メイクさんに
一会さんがどんなに素敵なお花屋さんなのか
喋り続けたのは言うまでもありません。(笑)

 

外でのフォトシューティングの最中も、
見て見てふるふるするんだよ、可愛いね可愛いねと
一会風のブーケを小刻みに動かし、
風にそよぐ様子を新郎の目の前で実況する私。
最初はニコニコ聞いてくれていた新郎でしたが、
分かったからちょっと大人しくしなさい写真撮ってるんだから、
とたしなめられてしまいました。

 

軽やかで春らしい、私の心の中の挙式テーマに
想像以上にピッタリで、素晴らしいブーケでした。

披露宴中は、女性ゲストがブーケ単体の写真を
たくさん撮りに来ていました。

職業柄、ドレスやブーケの形に詳しい上司がゲストにいましたが、
真っ先にブーケに気づいて褒めていました。

暖かい一日だったため、
髪に飾られたお花は挙式のときと表情を変え、
綺麗に少し開いていました。

 

まるで私の髪に花が咲いたようだと、
ゲストに言われた言葉も嬉しかったです。

広いホテルの披露宴会場で、髪飾りがティアラではなく
お花なのは少しナチュラルかなと思っていましたが、
むしろティアラ以上の存在感で、
文字通り華を添えてくれました。

 

お色直し用のブーケは、まるでそのドレス専用のブーケかのように、色合いや雰囲気もぴったりでした!!
 
新郎のキリっとした雰囲気の儀礼服にも、全く浮くことなくピッタリでした。 
生花よりずっと軽かったので、気付けばほぼずっと、二次会の間も持っていました。 
二次会ではウエディングドレスにまた着替えなおしましたが、それでも雰囲気にピッタリ!! 
可愛いブーケを仲の良い職場ゲストと持って写真を撮る時間が自然発生し、楽しい時間になりました。 

 

贈答花は、両親のもとへ運ぶ時の一瞬しか見ることができなかったことが悔やまれますが、 
泣きながら必死に読んだ手紙のあと、披露宴の終盤で頭も胸も一杯いっぱいになっていたあの時間、
お花を見て「わ、かわい い」と思ったあの一瞬を強く覚えています。 
 
ブーケとはまた違った雰囲気で、濃いピンクや水色がアクセントになった両手から溢れるほどのお花。 
明るい気持ちになるようなアレンジで、と私は声に出してお願いしましたでしょうか…? 
 
そういえば心の中でそんな感じをイメージしていたのですが、その通りでとても驚きました。 

 

ブーケは、お水を1日あげられなかったのですが、 
少し元気のなくなってしまったお花も、生けるとすぐに元気になりました。何てすごい生命力! 
1週間以上もきれいなままで、幸せな1日を思い出すとともに、怪我をした私を毎日慰めてくれました。 
2輪だけ入っていた、少しピンクがかったお花はなんでしょう…?ジャスミンに似てるな、と思いながら当日も見ていましたが、 
ブーケを解いて見た時にやっぱりこのお花も私の好みに合ってる!と驚いたので。お時間がもしあればで構いませんので、教えていただけると幸いです。 
 
ブーケの一部はドライフラワーにして、玄関に飾っています。 
帰宅すると必ず目に入るので、幸せな気持ちを思い出します。 
 
一会さんのブログをずっと読んで、ずっと、勝手に私の力の源にしてきました。
教員という仕事は、結果がすぐに見えません。自分がいくら頑張っても報われないこともたくさんあります。 
初めて社会に出て、色んな先生を見て、「もっと力を抜いて」と優しさからアドバイスをいただいてもうまくできずに、 
自分の仕事のやり方が正しいのか分からなくなっていた頃、一会さんのブログを見つけました。 
すべては、子ども達のために。結果が目に見えなくても、ほんの小さなことでも、一生懸命取り組みたい。 
そのモチベーションを維持する力を、岩橋様の言葉からいただいていました。 
その頃に持っていたクラスで、初めて出した卒業生たちが、挙式に駆けつけてくれました。 
その時にもらった花束は、一会さんのブーケとはまた違った方向から、私を励ましてくれました。 
また、これからも、たくさんの方々の思いに支えられて、私は前に進むことができます。 

 

 
今年は桜の開花が早く、私たちの挙式日にほぼ満開を迎えました。
もう17年ほど前になりますが、私の母は、桜の季節に天国に旅立ちました。
きっと母も結婚式に来てくれたんだろうな、とこっそり思っています。
岩橋様が作ってくださった両親贈答用のお花は、母のお仏壇の前で、ずいぶん長く綺麗なまま咲いていたそうです。

 

 

私たち2人や、2人の家族にとって大切な日を、その日が終わった後も、
そっと見守って励ましてくれるお花を、本当に本当にありがとうございました。
岩橋様はじめ、一会の皆様のお陰で、一生忘れない幸せな1日になりました。
長すぎるメールを送り付けて申し訳ありません。
結婚式の多いシーズンに入り、きっと毎日ご多忙なことと思います。
たくさんの一会ファンの花嫁さま達のためにも、どうかお身体大切に、大切になさってください。
文章にしきれないお礼の気持ちが伝わりますように。
本当に、ありがとうございました。
。。。。。。。。。

 

 

 

*この記事は旧ブログから移転したものです。