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卒花嫁様レポ 軽井沢有明邸の花嫁様と花婿様、ハプニングを前に一花屋にできることすべて

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更新日:


軽井沢有明邸の花嫁様への、ブーケ。

軽井沢にはよくブーケをお届けしますが、通常は宅急便で。
もし挙式が早い場合には、10時までのタイムサービス便で。

そして夏の暑い時期に、どうしても生花で、という場合には
新郎新婦さまもしくはどなたかに東京でお受渡しをします。
クール便もありますが、一部の花には寒すぎて使えません。


この日、当日朝の東京駅で、ご列席のご親族が
受け取ってくださる予定でした。

このような場合には、一会スタッフが直接
新幹線のホームまでお届けします。
列車番号も指定席の番号も、もちろんお電話も全部伺って、
万全を期して迎えた当日の、
まさにブーケの最後のチェックを終え
リボンをつけようとしたとき、事務所の電話が鳴りました。

朝6時。

こんな時間に電話が鳴る、
それはこの日の、結婚式の何か。
以外には、ありえない!
受話器を取る時点ではやばやと覚悟。



果たして花嫁様がおっしゃるには、
台風で、ご親族様の飛行機が欠航、
急遽、ご両親が白金まで取りに来てくださると。

しかしご両親も、本来はもう軽井沢へ出発する時刻のはずです。

ご両親さまへ、電話で白金までの道順をご案内しながら、
大特急でブーケのリボンをつけて仕上げ、箱詰めをし、
どうする?すこしでもご負担を減らすべく
途中まででも車で運ぶべきか?
でも行違ったらまずい、それにこの後別のブーケもある、レッスンもある、
さあ、どうする自分!どれがベストだ!?
少ない脳みそフル回転!

そのあとのブーケやレッスンがなかったら
もう「私が軽井沢までもっていきます」って、言ってたと思う。

でも思ったよりずっとスムーズに、ご両親が白金まで来てくださり、
しかしすでに満席の車内に、
ブーケがお邪魔してしまいまして、申し訳ない次第でした。

車を見送って、はっと我に返り、当たり前だけど
ブーケの写真が一枚も撮れてない!
花嫁さん花婿さんは
とても楽しみにしてくださっていたのに、
後日、写真一枚もないって聞いたら、きっとがっかりさせちゃうだろう。

でも!
今日のおふたりはいつもながらに
ウエディングカメラマンdapandaさんのご紹介。

もしかしたら、ブーケのお写真一枚だけでも、
頼めば撮っておいてもらえるかも。

というので朝7時すぎだったか、
忙しい朝、一方的なお願い&迷惑なメールを送ったのは
私です。すみませんすみませんすみません×100。


そしてdapandaさんはこの日、
ただでさえご両親の到着も遅れ時間が押しているさなか、
何枚も、ブーケの単体写真を撮って、
送ってくださいました。

朝いちばんに勝手なメール送っちゃってごめんなさい!と
平謝りの自分に、
いや、言ってもらってよかったですよ
当日ばたばただったから!と
フォローくださいました。

一枚につき30秒ずつくらいしかなかった、というさなかに、
こんなにたくさん、
ブーケ単体のお写真を撮ってくださいました。

「dapandaさんってどんな人?」とよく聞かれますが、
本当に本当に、こんなにも、あったかいお人柄なんですよ。

と、声を大にして、ここに宣誓いたします。

お二人から、その日の夜にメールをいただきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・
本日は朝一番からバタバタしてしまい大変申し訳ありませんでした。

朝一大変な連絡が来て、
途方にくれそうになっていた所、
岩橋さんの落ち着いた指示をいただくことができ、
大分平静を取り戻すことが出来ました。

思えば式直前に様々なハプニングがあり、
何か運気に見放されているのだろうか...
日頃の行いが悪いのだろうか...と
どんどんマイナス思考になってしまっていたのですが、
1日終わってみましたら、
達成感と幸福感の入り混じったなんとも言えない
やってよかったなという、良い気持ちに包まれております。

ブーケも一目見た瞬間、依頼させてもらった通りのものだ!と思い、
両親が苦労して運んでくれたありがたさも合わさって、
とても尊いものに思えました。

司祭さまからも自分のブーケに纏わるお話をして頂き、
忘れることのない、強い印象として記憶に残りました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


後日、さらにメールをいただき、

「ブーケは枯れてしまいましたが、
dapandaさんには素敵な写真を残していただけました。」
と書いてある一行を読んで、ほっとすると同時に、
あったかくって優しいお人柄のdapandaさんに、
あらためてここから深く、感謝を申し上げます。



まさに今dapandaさんのブログで
その日の様子がご紹介中です。
(アメブロでも大きなリンクが貼れるようになっている!と今気づく。
今5話目ですが、もう1~5話全部ここにリンク貼りたいくらい。
そうだアシスタントポチか、こよいちゃんに頼んじゃえ。
どこまでも人頼み。)

そしてこの日、わざわざ白金のような分かりにくい場所へ、
急遽ブーケをとりにきてくださったご両親さまにも、
ここから深く、御礼を申し上げます。


この日、ご両親さまが運んでくださったブーケ。
大役を果たしました。


結婚式という大きなイベントでは、
どんなに準備をしても大なり小なりハプニングはあります。
その時その場に居合わせた関わった一業者のひとりとして、
できることはあんまりないかもしれないけど
全力を尽くす!
ということだけはお約束できると思う。
そして自分は逆境になるとギアが一段あがり、
利益とかひとまず横に放り出す傾向があるようです。
(でもあとでこっそり拾いに戻る)

THE・ハナヨメスキーです。


本当にありがとうございました。



やっとやっと、このお話もブログ書いたーーーー!
まだまだこれから書きたい、書かねばの
新郎新婦様のお話がたくさんあります。
全面的に遅くなっており、申し訳ございません。


日々更新はインスタに移行しております。
Instagram
ブーケ
https://www.instagram.com/bouquet_ichie/
レッスン
https://www.instagram.com/bouquetichielesson/

では、今日もほんとうにおつかれさまでした。


*この記事は旧ブログから移したものです。
(2019年8月投稿)

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